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子宮頸がん・子宮体がん(子宮内膜がん)

子宮頸がん・子宮体がん(子宮内膜がん)

子宮について

子宮の下1/3の管状の部分を子宮頸部、上2/3の部分を子宮体部と呼びます。
子宮体部は妊娠すると、赤ちゃんのお部屋になり赤ちゃんが育っていく部分で、子宮頸部は出産時に赤ちゃんの通り道になる部分です。

子宮頸がん

子宮の下1/3の子宮頸部にできるがんを、子宮頸がんといいます。
日本では、毎年約1万人の女性が子宮頸がんに罹患し、約3000人が死亡しています。最近では20~30歳代の若い女性に増えています。

子宮頸がんの原因

子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)が原因と言われており、子宮頸がん予防ワクチンを接種し、20歳を超えたら子宮頸がん検査を受けて頂くことでより予防になります。

子宮頸がんの症状

初期は無症状のことが多く、進行するにつれ、帯下(おりもの)や不正出血、性交時出血、下腹痛、腰痛などが出現していくといわれています。

子宮頸がんの検査

検査は、まずは子宮頸部の細胞を採取して、異常がでれば、コルポスコピーと呼ばれる子宮頸部を拡大して顕微鏡でみる検査を行い、異常部の組織検査(生検)を行います。
子宮頸がんと診断された場合はCT検査、MRI検査、PET検査など進行に合わせて検査が選択されます。

子宮頸がんの治療

子宮頸がんの治療は、手術療法、放射線療法、化学療法を中心とし、進行の状態や個人に合わせて治療は選択されます。
前がん状態とよばれる時期や、初期のがんの段階では子宮頸部のみを切除する方法(円錐切除)もあります。
※当院では子宮頸がんと診断された場合は治療可能な病院へご紹介させて頂いております。

子宮頸がん検診での早期発見は重要であり、不正出血などの症状があれば、黙認せずに検査を受けて頂くことがとても重要です。後述の子宮頸部異形成の状態でみつかれば対処方法もあります。

子宮頸部異形成って何?

宮頸がんの前がん状態です。
子宮頸部上皮内腫瘍=CIN:Cervical Intraepithelial Neoplasiaとも呼ばれています。
CINの分類は
CIN1 軽度異形成
CIN2 
中等度異形成
CIN3 高度異形成・上皮内がん
であり、軽度→中等度→高度→上皮内がん→微少浸潤がん→浸潤がんと進行していきます。HPVの持続的な感染が続くと数年~数十年かけて子宮頸がんに進行すると言われています。
異形成の段階(軽度・中等度)でみつけることができれば、定期的な検査で診ていくことは可能です。
そういった意味でも子宮頸がん検診はとても重要です。またHPVワクチンはこれら異形成も予防すると言われています。

子宮体がん(子宮内膜がん)

子宮の上2/3の体部にできるがんを子宮体がん(子宮内膜がん)といいます。最近我が国の成人女性に増えてきているがんのひとつです。

子宮体がんの原因 と リスク因子

子宮体がんの発生には、卵巣から出る卵胞ホルモン(エストロゲン)という女性ホルモンが深く関わっています。リスク因子としては、出産歴がない、肥満、月経不順、卵胞ホルモン製剤だけのホルモン療法を受けている、高血圧、糖尿病、乳がん・大腸がんの家族歴などが知られています。
子宮頸がんに比べて子宮体がんは高い年齢の方に多い傾向にあります。

子宮体がんの症状

症状で多いのは出血です。月経以外の出血や閉経後の出血には注意が必要です。これらの症状がある場合は、必ず受診をしてください。

子宮体がんの検査

子宮内膜の細胞や組織を採取することで診断を行います。また超音波検査やMRI検査なども行います。

子宮体がんの治療

治療は手術が主です。進行具合により、抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療なども行われることはあります。
早期に発見されると、治療効果も高いため、かかりつけの産婦人科をみつけて、毎年健診を受けて頂くことがとても重要です。
※当院では子宮体がんと診断された場合は治療可能な病院へご紹介させて頂いております。

子宮内膜増殖症って何?

子宮の中にある膜(子宮内膜)は妊娠すると赤ちゃんのベッドになる場所です。
この子宮内膜がエストロゲンの過剰刺激(無排卵の人に多い傾向)で厚くなっていく病気を子宮内膜増殖症といいます。
異型のあるものと、
ないものに分類されます。異型のあるものは子宮体がんの前がん状態ともいわれています。
不正出血や過多月経の症状がみられます。
子宮内膜増殖症の疑いがある場合は、細胞と組織の検査を行い、子宮内膜全体をきちんと検査して異型があるかないかを見極める必要があります。
異型のある子宮内膜増殖症は主に手術治療が行われます。
異型のない子宮内膜増殖症は薬物治療を行ったり、定期的な子宮内膜の検査を行って観察していきます。

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